学生の頃から大の子供好き

私は小さい頃から年下の子の世話をするのが好きでした。
よく夏休みに両親の実家に行くと、近所に住んでいるイトコたちと集まって遊んでいましたが、その中でも年長者だった私はよくみんなの面倒を見ていたものです。
ずっとそういうことをしていたからか、中学生、高校生とだんだん大人になっていくにも関わらず、子供の面倒を見るのが好きでした。
何と言うか、あの笑顔を向けられる瞬間がたまらないんですよね。
なので自然と保育士を目指していたのですが、調べれば調べるほど保育士の優遇など現実的にはかなり酷いことを知り、両親からの仕送りを受けないと生活できないような仕事はできないと思い諦めました。

 

その代わりと言ってはなんですが、食べることも大好きだった私。
特にピザが大好きで、某デリバリーピザ屋チェーンでずっとアルバイトをしていました。
生地の上にチーズやトマトなどの素材を並べてあとは焼くだけの状態にするのに、ほんの数十秒でこなさなければならないので慣れるまではかなりハードでした。
それでも、たまにまかないで自由に素材を使って自分でピザを焼かせてもらえることがあったので、その瞬間のために頑張ったものです。

 

高校を卒業する頃には、ピザを作ること自体が好きになっていました。
卒業後、本場で学びたいとナポリへ短期留学。
留学と言ってもそういう仲介をしてくれるところが当時見つけられなかったので、単身で現地へ行き、見習いとして雇ってもらえるお店を探しました。
私は非常に運がよく、日本人が働いているお店を見つけ、根気よくお話をしに行ったことで雇ってもらえました。
結論から言うと5年間、そのお店にいました。
最初は本当に日本語しか話せませんでしたが、日本に帰る頃にはイタリア語もばっちり。
イタリア人の恋人ができるくらいでした。
会話力を身に付けたいのであれば、やはりその国に行って日本語が一切使えない環境に身を置くことが一番だと思いました。

 

その5年間で簡単なピザならイチから作れるようになった私は、ピザ屋を開業しようと決意。
公庫からお金を借り、これまた運が良いことに自宅近くに丁度良い物件を借りることができました。

理由はわからないけどアメリカ人のお客様から大好評

色々な手続きを経て、帰国から半年後にピザ屋を開業。
そして記念すべき1人目のお客様が、アメリカの方でした。
イタリア語は話せても英語はまるっきりだった私は、メニューを見せながら身振り手振りで会話。
情熱があれば何となく伝わるものです。
注文は王道中の王道、マルゲリータでしたけど。

 

するとその方、気に入って頂けたのか週に3〜4回の来てくれるようになりました。
時には何人もお友達を連れて来てくれるので、売上的にもハッピー。
そして、どうにかこの人たちともっと会話がしたいと思い、英語の勉強を始めました。
会話力をつけるには英語しか話せない時間を作るのが一番だと身を持って知っていたので、スカイプを使ってマンツーマンでレッスンが受けられるサービスに申し込みました。
かなりの頻度で利用したのでお金はかかりましたが、半年ほどである程度の日常会話は不自由なくできるように。

 

自信がつくまで、アメリカ人のお客様の前で英語は話さないと決めていたので、ある日突然英語で話しかけた時の驚きようは面白かったです。
でもそれ以上に、よりスムーズなコミュニケーションが取れるようになったことを喜んでもらえて、私も嬉しかったのを覚えています。

 

その頃になると私のピザ屋は日本人のお客様より外国人のお客様の方が多くなってしました。
近隣にそういう施設があると言うわけでもないので不思議でした。
外国人が多く集まるとなるとちょっとしたトラブルが起きてもおかしくないイメージもありますが、幸いそういったことは全くなく、むしろ日本人と外国人の交流の場にもなっていたと思います。
そういった経緯もあって、ある日頼まれたのが小学生の子供たちに英語を教えてほしいということでした。
お店は基本的に11時〜15時までの短時間営業で、閉店後にスペースを利用すればやれないことはない感じ。
最初保育士を目指していた私からすれば、子供たちとの交流も持てるし最高かもと思い、引き受けることになりました。

小学生向け英語教室を開始

と言っても、何か資格とかあるわけでもないし、人に教えることについて勉強したこともなかったので、最初はまるっきりボランティア。
週に1回、学校帰りの子供たちと英語のみで話す形式でスタートしました。
子供たちは当然日本語禁止のルールは難しくなかなか上手くいきませんでしたが、アメリカ人のお客様が定期的に手伝ってくれるようになってからはメキメキと上達していきました。
子供たちの吸収力はさすがの一言ですね。

 

だんだんとこの教室の楽しさが増していくと同時に、教育についての勉強もしなければならないと感じ始め色々調べてみました。
すると、どうやら小学校英語指導者と言う資格があることを知りました。
しかも、学校など通わずに通信講座でも取得が可能だとか。

 

参考にしたサイト→小学校英語指導者資格を通信講座で取得する。

 

それなら仕事と勉強の両立は教室を開きながらでも十分できそうだし、資格を取ればもっと本格的に教室を運営できると思ったので申し込み。
やると決めたらとことん情熱を燃やしていく私は、毎日2時間以上の勉強時間を確保し、あっという間に資格を取得。
教えていた小学生たちが中学生に進学するタイミングで、正式に教室を開講しました。

 

ピザ屋もやりつつのため人数は制限しましたが、それでもすぐに枠いっぱいの申し込みを頂きました。
やはりアメリカ人の本場の英語に触れられると言うのは親御さんたちからすれば大きな魅力なのでしょう。
とは言え、私とアメリカ人のお客様2人だけでは回らなくなりそうだったので、講師の求人も開始。
こちらも運よくすぐに人手が見つかり、万全の運営体制となりました。

 

おかげさまで英語教室の評判は上々。
半年スパンで生徒募集をかけますが、キャンセル待ちが出るほどの盛況ぶりです。
教室を増やさないのかと言われることもあるのですが、私自身が常にレッスンに関わりたいので、全くその考えはありません。
事業として拡大していくなら経営者としては取るべき選択肢なのでしょうけども。

英語が間もなく小学校で必修化

英語は2020年から、全国の小学校で必修科目となります。
もし小学生のお子さん、もしくは来年入学のお子さんがいるのなら、早いうちに英語に触れさせておくのも良いかもしれません。
私の経験上、リスニングの上達が早いのは2年生まで。
3年生以上でも大人に比べれば断然早いと思いますが、2年生と3年生には大きな壁があるように思います。
正直なところ理由についてはわからないです。

 

かと言って、すでにお子さんが3年生以上の親御さんもいるでしょう。
大事なのは日常的に英語に触れさせること。
毎日英語が自然と耳に入るようにすると良いです。
ただ漠然と聞かせるのではなく、その英語の意味もわかるのがベスト。
字幕付きの洋画なんて最高ですよ。
毎日洋画を見せるためにDVDレンタルするのは面倒って声が聞こえてきそうですけど、そういう時はAmazonプライムに入会することをおすすめします。
月980円で好きなだけ洋画が見放題ですから。
ただし、お子さんに自由にさせると漫画なんかも読み放題なので、横道に逸れないように注意が必要ですよ。

現在の話

ピザ屋兼英会話教室の講師として生活しています。
どちらも始めたばかりの頃は文字通り無我夢中で奮闘していました。
今は業務の流れを完全に掴んだのと、軌道に乗ったのもあって穏やかな毎日を過ごしています。

 

小学校で必修化する英語ですが、どうやら小学校英語指導者の資格があれば、教員免許がなくとも外部講師の扱いで小学校で働けるとのこと。
より多くの子供たちと接する機会が得られるでしょうし、チャンスがあれば挑戦してみたいですね。
それまで、毎日勉強し続けていきたいと思います。